「報恩寺・鳴虎」

2009年7月26日 撮影
HO-ONJI Temple, Kyoto - July 26, 2009
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報恩寺(ほうおんじ)、通称「鳴虎(なきとら)」、浄土宗。創建は室町時代、法園寺または法音寺と呼ばれた。1501年、堀川今出川の舟橋の地に再興し、浄土宗報恩寺と改めた。1585年、秀吉の命により現在地に移転。寺宝の「鳴虎の図」を秀吉が聚楽第に持ち帰ったが、夜ごと吠えたため寺に戻したと伝えられる。また、重要文化財の梵鐘は「勿撞(つかず)の鐘」として有名。
京都市上京区小川通寺之内下ル射場町579
TEL: 075-414-1550 地下鉄「今出川駅」下車10分)

小川通から東向に入ります。このあたりは表千家、裏千家をはじめ、名刹が多く集まっている中で、ここ鳴虎を訪問する人はあるのでしょうか。

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参道の三門前にはかつて「小川」が存在したときの名残の石橋が残っています。慶長7年(1602年)の刻銘があります。川は埋め立てられて久しい。

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庫裏です。御朱印はこちらで戴きました。

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庫裏特有の根太組みが見られます。

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最近、梵鐘に加えていくつかの寺宝が重要文化財に指定されたそうです。

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これがその「鳴虎の図」です。

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墓地の一角に建つ鐘楼と、「勿撞(つかず)の鐘」です。

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この鐘には悲しいお話が伝えられています。興味ある方はインターネットで検索してみてください。

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