「聖護院・節分会 採燈大護摩供」

撮影 2015年2月3日
SHOGO-IN Temple, Setsubun Ceremony in Kyoto - February 3, 2015
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京都の節分行事は2月2日から3日にかけて催される、代表的なところでは、壬生寺の炮烙奉納、吉田神社の追儺式、盧山寺の鬼踊と鬼のお加持、千本釈迦堂の鬼追いの儀、北野天満宮の北野追儺狂言、須賀神社の懸想文売り、聖護院の追儺式、平安神宮の古式ゆかしい追儺式、など。
On 3rd February, people celebrate the coming of Spring. This ceremony is called "Setsubun". To cast out ONI demons (a symbol of bad fortune), people throw out roasted soy beans at shrines, temples and also each home.

聖護院の節分会は2月3日、午後1時から鬼が登場する「追儺式」、午後3時からは聖護院山伏による「採燈大護摩供」が行われます。( 「追儺式」の様子はこちら を御覧ください。)

山伏さんたちによる「採燈大護摩供」が始まりました。今日は総勢60名にも及ぶ山伏です。

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祈祷しながら燃やされる護摩木も用意されました。

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山伏問答から始まり、定められた作法に従って勧められていきます。最後に火床(護摩壇)が点火されます。この煙も護摩供の象徴の一つですので、たくさん煙が出るように火床には生木が用いられます。

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山伏さんたちは火床を円形に取り囲んで座り、一般の参拝者はさらにその廻りを取り囲んで見学します。

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勢い良く火柱が上がってきました。火勢が強すぎてもいけないので、桶に水を汲んでおき、火床に水をふりかけます。

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大勢の見物人のもと、「採燈大護摩供」が無事に終わりました。

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山伏の皆さん、退場です。ホラガイを「ヴオー、ヴオー」と吹き鳴らしながら整然と一列になって出て行かれました。(今回の写真は姉夫婦の撮影によるものです。提供ありがとうございました。)

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京都の神社仏閣で行われる節分行事は、ほとんどが2月3日の午後に集中しますので、同時に複数を見学するのが困難です。大護摩供の前に行われた追儺式の様子は2012年に見学した以下のレポートをご覧ください。

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