祇園祭「北観音山の解体」

撮影 2010年7月17日
Kita-kannonyama, Gion Festival, Kyoto - July 17, 2010
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役行者山・護摩焚き供養(えんのぎょうじゃやま ごまだきくよう)。正式名は「採燈護摩供(さいとうごまく)」。修験道の本山、聖護院の山伏が役行者山の前で護摩焚きをして祭りの無事を祈る。7月16日の午後、ショウゴインを出発した山伏の一団が法螺貝を吹き鳴らし、各山鉾の会所を巡りながら役行者山に到着。護摩を焚き、山伏問答、太刀で空を切り、四方に矢を射て祈祷を行う。

北観音山が巡行から会所に戻ってきました。長い道のり、おつかれさま! このあと曳手、観衆、囃子方の全員で手締が行われました。会所の手前は「松坂屋」、曳手の皆さんの詰所(休憩所)として使われています。多くの文化財を所蔵しています。宵山では屏風祭も行われましたね。8月6日、松坂屋がこの町家から撤退するとのニュースが流れていました。来年は詰所として使えるかどうか心配ですね。(その後、この場所には三井アーバンホテル京都新町別邸が出来ました。 2014年追記)

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祇園祭「北観音山」 山鉾巡行から会所に帰着。お疲れ様。



「くろちく」さんの2階からの見物です、舞妓さんもいて、見晴らしいいでしょうね。

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巡行の時は険しい顔つきだった曳手の先頭3名も疲れを見せず、今は笑顔で記念撮影中です。

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記念撮影です、はいピース!

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囃子方の皆さんがいなくなるとご神体が見えてきました。

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北観音山のご神体は「楊柳観音」と「韋駄天」の2体です。大事に会所に運ばれていきました。

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解体作業が始まりました。巡行が終わると時間を置かず山鉾の解体が始まります。厄がつかないように急ぐのです。

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車輪の取り外し。太い棒を使いテコの原理で数トンの重量がある山を持ちげます。

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外した車輪は4人がかりで掛け声と共に会所に運んでいきます。

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祇園祭「北観音山」解体作業(1)



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祇園祭「北観音山」解体作業(2)



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水引も懸想もすべて取り外されました。見学はここまで。今年は特に暑さが厳しく、ここまでが限界でした。このあと近くの涼しいカフェに飛び込み、休憩しました(笑)。

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