「葵祭 2015」写真集

撮影 2015年5月15日
AOI MATSURI FEATIVAL, Kyoto - May 15 2015
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「葵祭」(あおいまつり)は正式名称が賀茂祭、上賀茂神社と下鴨神社の祭りで平安時代から続く伝統行事。5月15日、平安装束を身にまとった行列が京都御所を出発し、下鴨神社を経由し上賀茂神社に至る。京都三大祭りの一つ。

2015年の葵祭は賀茂街道の道路沿いで見学しました。そこで撮影した数々の絵になるショットをご紹介します。行列に参加し大役を果たされた皆さんの表情、そして身を飾る豪華絢爛の衣装を中心に撮影しました。

葵祭の行列を先導するのは「京都府警・平安騎馬隊」です。2016年からは騎馬隊も時代衣装が用意されたようですが、府警騎馬隊の制服もで精悍ですから、これはこれでカッコいいです。馬も紫のスパッツを付けてもらっています。

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身分の高い人が乗る馬は、万一の時のために必ず替わりが用意され「替え馬」と呼ばれます。走馬(そうめ)の替え馬を引く4名の衣装は白、黄、赤紫のトリコロール。

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検非違使志(けびいしのさかん)、矢を携えています。

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身分を判別する方法のひとつ、どんな履物か? この方は簡素な「わらじ」ですので人夫下僕。それにしても全行程をわらじで歩くなんて現代では考えられませんね。疲れるでしょう。でも昔はこれしかなかったんですね。

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風流傘(ふりゅうがさ)はたいへん重い。担ぎ手は頻繁に交代します。傘を倒さないように交代するのもまた大変。足を踏ん張って、見るからに重そうですね。

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斎王代を務めるのは、左京区出身で東京都内在住の航空会社客室乗務員の白井優佐さん。

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賀茂街道を進むあたりで行列は終盤を迎えます。終点の上賀茂神社まであと一息。参加した皆さんの顔には疲れが見えてきますが、女人行列の一人、采女(うねめ) 役のこの方はにこやか。ハレの舞台ですからね。

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騎女(むなのりおんな)の装束です。靴を履いています。

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傘を持つ人・取物舎人(とりものとねり)は「わらじ」ですが、命婦(みょうぶ) は「草履」です。脱げにくくするために鼻緒に加え足首に縛る紐が付いています。

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こちらも命婦(みょうぶ) の衣装。

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鳳凰の刺繍が入った衣装。ベースの模様もかなり手が込んでいますね。気が遠くなるような手作業で織られたものでしょう。

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牛車の牛の手綱を引く赤い男の子。足全体を覆うタイプのわらじを履いています。

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行列の最後尾を歩くピンクの人も足全体を覆うタイプのわらじ。普通のわらじよりも1ランク高くなります。(この上は草履、更に上は靴。)その写真をスマホで撮る人。

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