「一切経蔵(輪蔵)、清涼寺」

2014年5月10日 撮影
ISSAI-KYOZO, Seiryoji, Sagano Kyoto - May 10 2014
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清涼寺(せいりょうじ)、通称「嵯峨釈迦堂」。山号は五台山、浄土宗、本尊は釈迦如来。987年、「三国伝来の釈迦像」を持って中国・宗から戻った東大寺の僧「ちょう然」は愛宕山麓の地に建立。その後、融通念仏の道場となり「嵯峨大念仏」は有名。もともとこの地には源融の別荘を起源とする棲霞寺(せいかじ)(896年)があったが、その本尊「阿弥陀三尊」は本堂の東にある阿弥陀堂に祀られていた。
 ・京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 map
 ・TEL 075-861-0343
 ・アクセス 京福電車嵐山線「嵐山」下車徒歩15分
 ・境内自由、本堂拝観 9:00-16:00 \400
 ・駐車場あり、有料

嵯峨釈迦堂(清凉寺)の広い境内には見どころがたくさんありますが、一切経蔵もそのひとつ。山門をくぐって本堂の手前右側にある湯豆腐の「竹仙」の手前を右に進みます。

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正面にお堂、これが「一切経蔵」別名「輪蔵」です。正面に祀られているのは「傅大士父子像」。「傅大士」は別名「笑い仏」。

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階段を上がって右に進むと、なんと法輪を回せるではありませんか! ありがたや。

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これが法輪。遠目にしか見ることの出来ない寺院が多い中、ここは自分で回せるのです。

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回す前の堂内を一周しました。法輪の左には傅大士父子像。

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中央が傅大士、左右にお子さんの普建と普成。

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堂内の四隅には四天王像、そしてこれは「経蔵」。

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さて、では法輪を回しましょう。1回まわすと一切経を読んだのと同じ功徳が得られるそうです。取っ手を押して回し始めると、最初は重い。でも回し始めると軽くなっていきます。ここで調子に乗って勢いをつけると、今度は止まりません。オーバーランしてやっと止まりました(汗)。

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まわし終わって、功徳を得たところ。

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