遍照寺と広沢池の観音島- 2010年8月16日
Henjoji Temple - August 16, 2010
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遍照寺(へんじょうじ)、真言宗御室派準別格本山、本尊は十一面観世音菩薩立像
「遍照寺は十世紀末(989年)平安時代中期、寛平法皇(宇多天皇)の孫、寛朝僧正が広沢池畔の山荘を改めて寺院にしたものである。嵯峨富士と云われる端麗な遍照寺山を映す広沢池には金色の観世音菩薩を祀る観音島があった。池畔には多宝塔、釣殿等、数々の堂宇が並ぶ広大な寺院であった。しかし寛朝僧正没後次第に衰退し、鎌倉時代、後宇多天皇により復興されたが後、応仁の乱で廃墟と化した。奇跡的に難を逃れた赤不動明王と十一面観音は草堂に移され、文政十三年舜乗律師により復興された。昭和に収蔵庫、護摩堂。平成九年客殿、庫裡を建立し現容となった。」(遍照寺公式HPから引用)
 ・京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
 ・075-861-0413
 ・アクセス 市バス「広沢御所ノ内町」下車、約4分
 ・開門時間 9:00 - 16:00 境内自由
 ・駐車場 あり


広沢池の南湖畔の遍照寺を訪ねました。

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湖畔から数100mのところの現在地に移転する前は、池の西側に広大な寺域を誇っていました。広沢池観音島に渡る橋の手前あたりです。案内板が立っていました。

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観音島は直径20mほどのたいへん小さな島、石橋が架けられています。島には観世音菩薩が祀られています。

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出島のようなところの小さな社に祀られていました。

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広沢池から南に向かって狭い路地を数分進むと遍照寺です。

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「本堂」(護摩堂)です。重要文化財の本尊「十一面観世音菩薩立像」が祀られています。

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灰に絵が浮き出る線香をあげました。

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遍照寺といえば「広沢池灯籠流し」でも有名ですね。本日20時から行われます。残念ながら参加はできませんでしたが。

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遍照寺のわんちゃん、小雪ちゃんです。

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