「島原住吉神社と大銀杏」

2012年9月21日 撮影
Shimabara Sumiyoshi Shrine, Kyoto - September 21, 2012
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島原住吉神社(しまばらすみよしじんじゃ)。祭神は住吉大明神。島原の鎮守社。島原中堂寺町の住吉屋太兵衛宅に祀られていた住吉大明神が始まり。1732年、広大な境内を伴って社が建立された。1999年、社殿、拝殿が改修され、社務所も建設された。
・京都市下京区西新屋敷下之町1−6 map
・TEL. 075-352-1012
・JR嵯峨野線「丹波口駅」下車 南に徒歩7分
・境内自由 駐車場なし

島原住吉神社は、かつての花街「島原」地区の北西端にありました。現在、周囲は住宅地になっています。また神社の西側にはJR嵯峨野線の高架が走っています。

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拝殿です。

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左脇にはご近所の方が置かれたのでしょうか、招き猫などが花壇の周りにずらっと並べられていました。猫よけのペットボトルも置かれていますが、、、。

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これは?

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摂社の幸天満宮(さいわいてんまんぐう)です。かつては揚屋町の会所にあったのですが、1734年、住吉神社に遷座しました。

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神社の前にある「島原西門碑」です。島原の東の入り口には「島原大門」がありますが、1733年には西側にも門が作られ「島原西門」と呼ばれていましたが、1977年に発生した自動車事故で倒壊し、その後再建されることはありませんでした。現在、西門があった場所に、この石碑が建てられています。

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島原住吉神社の北側に回ったところには大きなイチョウの木がそびえています。

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かつて島原住吉神社の境内が広かった頃、このイチョウは境内の北端にあり、ご神木でした。明治に入って廃仏毀釈運動のあおりで一旦廃社になりましたが銀杏の木だけは残りました。その後、島原住吉神社は復活しましたが境内はぐっと狭くなりました。現在この銀杏の木のふもとには弁財天が祀られていて小さな祠が置かれています。

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