「三千院・初午大根焚き」

2016年2月12日 撮影
SANZEN-IN Temple, Ohara Kyoto - February 12, 2016
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三千院(さんぜんいん)、山号は魚山、天台宗、本尊は薬師如来。比叡山延暦寺を開いた最澄が、東塔南谷に草庵を開いたのが始まり。応仁の乱後、梶井宮の政所であった現在の地を一時仮御殿とした。1118年、堀川天皇第二皇子が梶井宮に入室して以来、皇族出身者が住持する宮門跡となった。天台宗五箇室門跡のひとつ。

初午(二月の午の日)に三千院で開催される「幸せを呼ぶ 初午大根焚き)に参加しました。

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初午の日を挟んで数日間行なわれますが、昨日はTVニュースなどでも報道され、また休日でしたので大変な賑わいだったようです。今日は平日、境内は静けさを取戻しています。

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客殿前の庭園には何日か前に降った雪がまだ残っていました。さすが大原ですね。

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大根炊きは最も奥にある金色不動堂の前で行われます。

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参拝者のためにテントとベンチが用意されています。

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大鍋にいっぱいの大根焚き! 大原観光保勝会が協賛しているからでしょうか、まかないの皆さんは大原女の衣装です。

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大根は大原産、有機農法で育てられたものだそうです。色の白さが特徴です。これを巨大な鍋で出汁とともに煮ただけですが、これがおいしいのです。

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では、いただきまーす! ほくほく、あつあつで温まりました。

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ナンテン、2題。

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往生極楽院のそばの池野様子がいつもと違います。たくさんのひとたち、なにやらそれぞれ作業をされているようです。確認すると、池の水を抜いての調査でした。

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記録のためすべての岩に番号が振られています。作庭当初の形を調べていらっしゃるのだそうです。

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冬季も青々とした苔ですが。この状態に保つのは大変なのです。乾燥するとすぐに赤茶けた色になるのです。

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苔庭には小さなお地蔵さん。今日は2題。

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「大原三千院」 これまでの訪問レポート
  10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
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「三千院」データ

 ・京都市左京区大原来迎院町540 map
 ・075-744-2531
 ・アクセス 京都バス「大原」ターミナルから徒歩10分
 ・拝観料 700円
 ・駐車場 バスターミナル周辺に民間P多数あり





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