大原「法華堂」

2016年2月12日 撮影
HOKKEDO, Ohara Kyoto - February 12, 2016
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法華堂(ほっけどう)。1241年、尊快法親王が父、後鳥羽上皇を弔うため遺骨を納めるために建立。本尊は普賢菩薩。
 ・京都市左京区大原勝林院町187
 ・TEL なし
 ・三千院の門前を北に進み、実光院の向かい
 ・駐車場なし

大原の主要な寺院はすべて参拝した、というかた向けの情報です。大原の「法華堂」をご紹介します。三千院の門前を通りすぎて勝林院の方に向かいゆるい階段を降ります。写真は、勝林院から三千院の方向を眺めた写真。右は実光院、そして左に「法華堂」へ上がる階段があります。

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広い、そして古びた階段を登ると法華堂。公開されていませんので門はいつも閉ざされています。

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後鳥羽上皇と順徳天皇は鎌倉幕府に対して「承久の乱」を起こしますが、敗れて島送りになり、そのまま亡くなります(1239)。その後、後鳥羽上皇と血縁関係にある三千院の門主・梶井宮は上皇の菩提を弔うため、この法華堂を建造したのでした。

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当初の建物は1736年に焼失しますが、現在ここにあるのは1778年に再建されたものです。

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当初、後鳥羽上皇の遺骨は法華堂に収められていましたが、明治になって大原陵が建造されたことにより、遺骨は大原陵に移されました。法華堂と大原陵は隣り合っていますので、大原陵の前庭から法華堂の屋根を臨むことができます。

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  10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
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