「半木神社」

2015年5月15日 撮影
NAKARAGI SHRINE, Kyoto - May 15, 2015
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半木神社(なからぎじんじゃ)京都府立植物園内にある。1018年、賀茂族と秦族の人ボトが養蚕業の守護神として四国から天太玉命を勧請したのが始まり。上賀茂神社の境外末社。境内自由。
 ・京都市左京区賀茂半木町 map
 ・地下鉄烏丸線「北山通」下車徒歩5分
 ・境内自由

賀茂川の東岸は「半木の道」、こちらは春・桜の名所としてあまりにも有名な遊歩道ですが、この語源ともなった「半木神社」を知る人は多くありません。写真左は賀茂川、そしてそれに隣接するように広がる京都府立植物園はすぐ右側ですが、塀があって入れませんので、まずは北山通にむかいましょう。

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半木神社へ行くには「賀茂川門」から入るのが便利です。

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門を入ってまっすぐ進むと池があります。その池に取り囲まれるように「なからぎの森」の島があり、その中央に「半木神社」があります。

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神社の入口は「なからぎの森」の西南の方角です。

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半木神社は現在、上賀茂神社の境外摂社、鳥居をくぐってすぐ左手に「フタバアオイ」が育成されていました。上賀茂神社・下鴨神社のシンボルですね。

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神社の歴史はたいへん古いのです。1018年、後一条天皇より社領地としてこの土地を寄進され、ここに賀茂氏や秦氏が携わっていた養蚕業の守護神として四国。阿波国から天太玉命(あめのふとだまのみこと)を勧請して祀ったのが半木神社の始まりとされています。千年の歴史があるのですね。

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現在は植物園の鎮守社、そして年の2度の例祭には、織物の関係者が多く参列されるとのことです。こちらの駒札は字がかすれて読めない部分があります。

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新しい説明書きが掲示されていました。半木神社は府立植物園のメイン周回路から少し外れていて、参拝する人は多くありませんが、植物園内のある意味パワースポット、ちょっと立ち寄って見られたらいかがでしょう。

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