京都歳時記 - 11月

「護王神社の亥子祭」

INOKO FESTIBAL, Go-ou Shrine, Kyoto - Nov.1, 2013
kyoto-sozoro.jpg

亥子祭(いのこさい)、毎年11月1日(旧暦の10月亥の日)、護王神社において平安時代の宮中の年中行事であった亥子餅の儀式を再現した特殊神事。境内に照らし出された殿上で、あたかも平安絵巻のひとこまのような衣装で亥子餅をつく神事が執り行われます。
 ・京都市上京区烏丸通下長者町下ル385
 ・TEL 075-441-5458
 ・アクセス 地下鉄「丸太町駅」下車、北へ5分
 ・境内自由
 ・駐車場 あり、無料

毎年、11月1日に無病息災を祈願して宮中に「亥子餅」を献上する「亥子祭」を見学しました。今回は2度目。初回は雨の中、傘をさしての撮影は困難を極め、後半の行列撮影は断念しましたが、今回はバッチリ。

inokosai21.jpg

拝殿における「餅つき神事」が終わった頃、7時前に到着しました。これから、宮司さんや女房の皆さんが隊列を組んで御所に向かいます。

inokosai21.jpg

それぞれ提灯を満ちますが、中に入れるロウソクを巫女さんたちが準備します。火災防止のためLEDロウソクです。

inokosai21.jpg

女房さんたちも門の前に集合。

inokosai21.jpg

inokosai21.jpg

さあ、出発!

inokosai21.jpg



出発の様子をムービーで。提灯の明かりで護王神社を出発します。





烏丸通の横断歩道をわたって、蛤御門前です。おごそかな行列というよりも、けっこう皆さん、早足ですね。



先頭は神職と太鼓、そして雅楽隊。

inokosai21.jpg

女房さん達。

inokosai21.jpg

そして氏子、その他、関係者が続きます。

inokosai21.jpg

御所への入口、清所門(せいしょもん)に到着です。ここから中にはいれるのは神職と女房さんたちだけ。なかで宮内庁の方々に亥子餅を献上する儀式が行われます。

inokosai21.jpg

献上が終わり、護王神社に戻ります。

inokosai21.jpg

大役をはたし、全員で記念撮影。

inokosai21.jpg

参加された皆さん、全員にアツアツにおでんがふるまわれます。熱燗のお酒も。

inokosai21.jpg

餅つきが始まりました。

inokosai21.jpg

一般のかたも参加できます。

inokosai21.jpg



「餅つき唄」を全員で合唱しながら、亥子餅をつきます。



つき終わったばかりの熱々の亥の子餅をその場で丸めていきます。

inokosai21.jpg

inokosai21.jpg

inokosai21.jpg

亥子餅をゲット。直径4cmほどの大きさです。無病息災を祈願して、餅にはくろごま、かりんしゅ漬けの実、黒砂糖、ピーナッツが練りこまれています。いただきまーす!

inokosai21.jpg

境内に皆さん全員に餅が行き渡ったのは8時半くらいでしょうか、餅つきは3度行われました。これで今年も無病息災!

inokosai21.jpg


Ads by Google



関連コンテンツ


Copyright (C) 2017 Zaucats, All Rights Reserved.

ABOUT

family.jpg
Zaucat, Yoshicatは京都
検定2級を取得しました

JIJICOOの写真

当サイトはリンクフリーです

back-to-top.jpg
トップへ