「瑞泉寺」

2009年3月28日撮影
Zuisenji Temple, Kyoto - March 28, 2009

瑞泉寺（ずいせんじ）、浄土宗西山禅林寺派。山号は慈舟山、本尊は阿弥陀如来像。
創建は1611年。寺名は豊臣秀次の戒名から。これに先立つ1595年、秀吉の甥、秀次は謀反を疑われ自害し、一族は三条河原で処刑されたが、1611年、角倉了以が高瀬川を開削する時に秀次の石塔が発見され、秀次を哀れんで慈舟山瑞泉寺を創建し菩提を弔った。
　・京都市中京区木屋町三条下ル石屋町114-1　
　・TEL 075-221-5741
　・市バス「河原町三条」下車、徒歩3分
　　地下鉄「市役所前」下車、徒歩5分
　・境内自由
　・駐車場　なし

秀次の石塔は、この高瀬川を開削するときに発見されました。ここはもと賀茂川の河原だったのです。

瑞泉寺は木屋町通に山門が開いています。

謀反の罪で、実の甥である秀次一族は処刑されましたが、秀吉の行った愚行の一つです。ここには秀次の部下、１０名とともに４９名の慰霊宝塔が祀られています。

秀次の慰霊塔です。

「引導地蔵尊」です。四条にあった（現在は東山に移転）大雲院の住職貞安は刑場で全員に引導を授けたそうです。

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