「高瀬川源流庭苑」

2012年9月22日 撮影
Takasegawa Genryu Garden, Kyoto - September 22, 2012
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高瀬川源流庭苑(たかせがわげんりゅうていえん)、あるいは高瀬川二条苑。高瀬川の水引き込み口に作られた庭園。安土桃山時代1611年、高瀬川運河を建造した角倉了以はここに邸宅をもうけた。明治初期、山県有朋の所有となり、第二無鄰庵とした。現在は「がんこ高瀬川二条苑」の付属庭園として庭を眺めながら京懐石料理を味わうことができる。
・京都市中京区木屋町通二条下ル東生洲町484-6 map
・TEL. 075-223-3456
・地下鉄「京都市役所前駅」下車 徒歩5分
・見学自由、駐車場なし

「高瀬川舟まつり」とめいうって毎年高瀬川二条下ル付近を中心にイベントが開催されています。この一環で「がんこ二条苑」の「高瀬川源流庭苑」が一般開放されましたので見学しました。

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じつは、庭園の見学は常時フリーなのですが、食事せず庭?見学のみ、というのはちょっと気が引けますからね。今日は堂々と。入口に「第二無鄰庵」の石碑が立っています。岡崎にあるのは第三無鄰庵、第一は山口県下関市にあるのだそうです。

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靴を持って「がんこ」にあがらせていただき、庭へ降ります。さあ、見学スタート。

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敷地のもっとも鴨川よりのところに茶室があります。秀吉が好んだスタイルとか。

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「みそそぎ川」からの、取水口が向こうに見えています。ここから高瀬川が始まります。

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水は西に流れていきます。

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石橋で川を渡りましょう。

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左に目をやると、吾妻屋風の巨大な灯籠! 大きさは日本一。

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灯籠の下(中)はベンチ。ここから鴨川を眺めることができます。ほんとにおおきな灯籠ですね。

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少し高くなった所から流れの全体を見渡すことができます。まさに「川」ですね。

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ぐるっと一周したところでお庭の案内係の「富楽明美さん」から詳しい説明をきかせていただくことができました。右の欄干は明治時代に能舞台として使われたなごりだそうです。川の置き石は小川治兵衛が作庭した時のもの。

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「がんこ二条苑」での食事料金はリーゾナブルですので、次は紅葉の季節にランチしたいと思います。

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