「新徳寺、通称屋根葺地蔵」

2010年2月27日撮影
Shintokuji Temple in Kyoto - February 27, 2010

新徳寺（しんとくじ）、通称「屋根葺地蔵（やねふきじぞう）」、臨済宗永源寺派、本尊は屋根葺地蔵。
台風により壊れた屋根を修理してくれたというお地蔵さんを祀る。もと星光寺の本尊であった。万年寺の跡地に建てられたため屋根葺き地蔵の石碑には「万年寺」の記載がある。またここは新撰組ゆかりの寺。1863年、清河八郎が近藤勇らとともに京都に入り、ここ新徳寺で新撰組の基礎を構築した。
　・京都市中京区壬生賀陽御所町48
　・075-811-6569
　・京福電鉄「四条大宮駅」下車、南へ徒歩5分
　・非公開
　・駐車場なし（壬生寺前のコインパーキング利用）

新徳寺の門です。（この写真だけは前々回の訪問時、2008年9月27日撮影）

法事が行われていたためか門が開いていましたので、境内に入らせていただきました。

石柱には「屋葺地蔵」とありますが、屋根葺き地蔵（やねふきじぞう）と読みます。かつてこの地にあった万年寺にあったお地蔵さんが、ここ新徳寺に引き継がれているのです。

屋根にはお猿さん。西側の屋根の端ですから「庚申」ではないようです。

胸に手を当てて、なにかを祈っているようですね。

非公開寺院ですので、撮影できるのはここまで。

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