円山公園 - ねねの道「圓山地蔵尊」

圓山地蔵尊が建っている場所は、円山公園を南に進み、長楽館を過ぎ、大雲院からねねの道に入る曲がり角です。写真の右手は円山公園、左はねねの道です。うしろの建物は「大雲院」。

大雲院は近年、四条河原町の高島屋がある場所にあったのですが、高島屋増床のためにこちらに移転してきました（昭和48年）。16年かけて本堂や祇園閣が建造されましたが、その落成を祝い、「京都自治経済協議会」などから奉納されたものです。

この写真は以前、夏季に撮影したものですので背景の木々が青々としています。

このお地蔵さんの右には、建立に至った経緯が詳しく書かれた石板も立っています。円山公園から高台寺に向かう途中にあるお地蔵さん、多くの観光客が通る道ですが、なかなか立ち止まって手をお会わせる人はありません。周囲には他に目を引くものがたくさんありますので無理もないことですね。