吉祥院天満宮 - 2010年4月24日
Kisshoin Tenmangu Shrine, Minami-ku - April 24, 2010
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吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)、祭神は菅原道真公。
804年、菅原道真の祖父、菅原清公が遣唐使として唐へ向かう途中、海上で嵐に遭い、僧最澄とともに吉祥天女に祈ったところ風雨は静まった。帰国後808年にこの地に吉祥天女を祀ったのが「吉祥院」の始まりと伝える。なお、この地は平安遷都の折、菅原清公が桓武天皇のお供をして都に入った際、帝より賜った領地。菅原家一族が邸を構えた。
また、おなじ境内にある「天満宮」は934年、朱雀天皇の勅命により道真の霊を鎮めるため、道真誕生の地に創建されたもの。

 ・京都市南区吉祥院政所町3
 ・075-691-5303
 ・アクセス 市バス「吉祥院天満宮前」下車、徒歩5分
 ・境内自由
 ・駐車場 境内に可能



菅原道真ゆかりの神社、吉祥院は1200年の歴史があります。

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キリシマツツジが鮮やかに満開でした。さらに枝垂れ桜も花が残っていました。

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こちらは「天満宮」です。菅原道真はこの地で生まれ18歳で文章生に合格するまでここに住んでいました。右に「菅公胞衣塚(えなづか)」があります。道真のへその緒を埋めたところ。初宮参りの時、赤ちゃんの鼻をつまんで泣かせ発声の初めとし、すこやかな成長を祈ります。

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「吉祥天女社」です。度々の戦渦で焼失しましたが、この建物は江戸中期に再建されたものです。吉祥院のオリジナルは天満宮ではなくこちらですよ。吉祥天女が祀られています。

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「菅公誕生の碑」です。南の鳥居の左脇。

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「鑑の井(かがみのい)」 道真公が役所にご参勤のとき姿を写したそうです。水が張ってあり鏡のよう。

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「吉祥水」、懸樋からほとばしるしずくは、けがれを祓い心を鎮めるとされます。

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「硯之水」、菅公が幼少の頃、勉学・手習いに用いられた水。

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吉祥院天満宮の社務所(神官の住居)です。

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