相国寺塔頭「眞如寺」

2016年1月11日 撮影
SHINNYOJI Temple, Kyoto, January 11, 2016
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真如寺(しんにょじ)は相国寺の山外塔頭。臨済宗、本尊は宝冠釈迦如来、山号は萬年山。1286年、無学祖元の弟子、無外如大尼が無学祖元を弔うために開いた正脈庵が始まり。かつては五山十刹のひとつ。境内には半僧坊大権現を祀る。
 ・京都市北区等持院北町61 map
 ・TEL 075-461-1973
 ・京福電車「等持院駅」下車、徒歩3分
 ・通常非公開

第50回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開として相国寺の境外塔頭「眞如寺」が公開されました。場所は等持院の東側に位置し、京福電鉄の「等持院駅」が最寄りですが、北野白梅町からでも徒歩圏内です。

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門を入ると真っ直ぐ伸びる参道。両脇は苔で覆われていますが、暖かい季節は緑一色になることでしょう。

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奥の正面は本堂(仏殿)、右は公開されている方丈ですが、まず本堂に向かいましょう。

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いつもは閉じられている扉が開放されています。中では解説員による詳細な説明がありました。こちらの本堂内部の構造は通常の本堂とは少し変わっています。中を撮影できませんのでパンフレットの写真を借用して掲載します。

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一般的な日本のお寺は靴を脱いで本堂に上がり、外陣に座ってお参り。内陣の中央にはご本尊が祀られています。しかしこちらは靴のまま中に入ると中央にご本尊を祀る中二階の須弥壇があります。さらに周囲にはズラッと数々の仏像が祀られています。黄檗宗あるいは中国風の構造でしょうか。

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本堂から境内を俯瞰しました。参道右の建物は「圓通殿」、浜松から勧請された奥山半僧坊大権現が祀られています。

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続いて方丈(客殿)を見学します。(御朱印はこちらでいただきました。)

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客間には江戸時代の絵師、原在中による障壁画「西湖図」「松に猿猴図」などを見ることが出来ました。

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客殿前には庭園があり濡れ縁から眺めることが出来ます。

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眞如寺の西隣にある「六請神社」です。今回は時間がなくて参拝が叶いませんでしたので、また次回。

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