大徳寺の塔頭「玉林院」 - 2011年1月18日
Gyokurin-in Temple, Daitokuji - January 18, 2011
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玉林院(ぎょくりんいん)。臨済宗大徳寺派、大徳寺の塔頭の一つ。
1603年、皇室の典医を務めた曲直瀬正琳(まなせしょうりん)が、大徳寺142世・月岑宗印(げっしんそういん)禅師を開祖として創建した。「賤ヶ岳七本槍」の一人である武将・片桐且元や大坂の豪商・鴻池家により再興した。客殿内部の襖絵は狩野探幽や狩野安信らによる。客殿北側に立つ南明庵、蓑庵(さあん)は重文。書院風「霞床席」の意匠は特徴がある。

 ・京都市北区紫野大徳寺町74
 ・TEL> 075-491-8811
 ・アクセス> 市バス「大徳寺前」下車徒歩3分
 ・通常非公開
 ・駐車場 大徳寺駐車場を利用、有料


第45回「京の冬の旅」として大徳寺の塔頭・玉林院が特別公開されました。広大な大徳寺境内の南西、庭で有名な高桐院の南隣に位置します。

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前日が大雪だったため、大変寒い拝観となりました。内部は撮影禁止のため建物周囲のみの紹介となります。

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拝観入り口です。

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「客殿」です。平成15年から6年かけて大修復が行われました。前庭には昨夜の雪が残っていました。ラッキーでした。

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実は客殿の裏側に見所はたくさんあるのですが撮影が禁じられていました。2つの茶室、「南明庵」と「蓑庵」です。

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拝観を終えたあと、振り返って客殿の屋根を眺めました。説明員の方が「現在、大徳寺の建物の中でもっとも美しい屋根」とおっしゃっていました。

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