「八坂庚申堂・正月明けの紅葉」

2016年1月10日 撮影
YASAKA KOSHINDO Temple - January 10, 2016
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八坂庚申堂(やさかこうしんどう)正式には大黒山金剛寺庚申堂、本尊は青面金剛。渡来人である秦河勝により秦氏の守り本尊としてお祀られたのが始まり。現在の本堂は1679年に再建されたもの。2ヶ月に一度の庚申日には、猿形に抜いた厄除けコンニャク焚きの接待がある。
 ・京都市東山区金園町390 map
 ・TEL. 075-541-2565
 ・市バス「清水道」下車徒歩5分
 ・駐車場なし

通りがかりに立ち寄った「八坂庚申堂」、境内に入って「くくり猿」の上のカエデが見事に紅葉していました。

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撮影は1月10日、普通でしたら葉をすべて落としています。樹種によっては一年中赤い葉をつけるカエデもありますが、そうでないことは以下の写真で。

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以前に撮影した通常時の写真です。葉の色は緑ですよね。

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いずれにしても珍しいことです。暖冬が叫ばれて久しいのですが、そのうちカエデは一年中落葉しなくなるのでしょうか。

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異常気象が早く収まるようにお祈りして八坂庚申堂をあとにしました。さらなる省エネと節電をがんばろう!
ところで「くくり猿」ですが、手足が縛られたサルを表しています。「欲のままに行動しないように」と、手足をくくった猿に人間の欲を例えていましめているのです。庚申堂でのお参りは、欲をひとつ我慢して願をかけます。

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