Zaucats の 山野草図鑑
「コセリバオウレン」

「コセリバオウレン」は、オウレンの変種である。葉がセリに似ている。オウレンの名は、その根茎を乾燥させ「黄連」という生薬に用いることに由来。花には雄花と両性花がある。

 [和名] コセリバオウレン、小芹葉黄蓮
 [科名] キンポウゲ科オウレン属の常緑多年草
 [学名] Coptis japonica var. japonica
 [花期] 2-4月
 [花色] 白色、帯紫色
 [花の大きさ] 花径は10-18mm
 [分布] 本州太平洋岸、四国
 [植生環境] 山地の落葉樹林内のやや湿った場所


<湯谷園地>

オウレンの花は小さい。生まれて始めて苦労して見つけた花がこれ。注意して見ないと見逃してしまう。セリ状の葉を先に探すほうが速く見つかる。

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10cmほどの花茎の先に三連の花。白い花に混じってピンクもある。

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愛知県新城市の湯谷温泉、湯谷園地に咲く早春のコセリバオウレンはマニアの間で知られています。(撮影 2023年1月9日)

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