八ヶ岳「天狗岳 登山記」

2019年6月1日 撮影
TENGUDAKE in Yatsugatake, JAPAN - Jun 1, 2019

天狗岳(てんぐだけ)、八ヶ岳連峰のほぼ中央に位置し日本二百名山のひとつ。山頂は東西ふたつあり最高地点は西天狗の2,646m。山名は、東天狗の岩塔が天狗の鼻に似ていることが由来。東面は急峻な絶壁、西面はなだらかな尾根。


行程 - Itinerary

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登頂メンバー Hide、友人2名
2019年6月1日
 12:00 稲子湯温泉 駐車場 発(1,500m)
 13:30 しらびそ小屋 着、宿泊(2,097m)
2019年6月2日(カッコ内は休憩時間)
 06:50 しらびそ小屋 を出発
 08:10 中山峠(2,410m、30分)
 09:35 東天狗岳(2,640m、20分)
 10:00 西天狗岳(2,646m、30分)
 11:30 中山峠
 11:40 黒百合ヒュッテ(75分)
 13:45 しらびそ小屋(15分)
 15:10 稲子湯温泉 着


一日目、しらびそ小屋に宿泊

天狗岳への登山ルートは色々ありますが、今回は稲子湯から中山峠経由で登頂します。車利用の場合、一般的には稲子湯温泉の有料駐車場(1日300円)を利用しますが、今回は運良くゲート手前の登山口近くに駐車することが出来ました。車止めのゲートの脇を抜けて登山道に入ります。(ヒデ君レポートです。Zaucats代筆)

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しらびそ小屋まではゆるやかな林間コース。ルートは随所にある赤い紐が目印です。登山というよりもハイキング気分で歩くことが出来ます。

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出発して30分ほどでこんな丸太橋に遭遇。バランスを取りながら無事に渡りきりました。さらに進むとトロッコの廃レール道が現れました。迷うことのない道です。

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約1時間半で「しらびそ小屋」に到着です。早速チェックイン。小さな山小屋ですが、おもてなしが人気の一つ。かりんとうと温かいクマザサ茶が出されホッコリ。

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小屋は「みどり池」の湖畔に建っています。樹林の上に天狗岳が望めます。絶景ですね。東側から眺めると稜線に沿って険しい断崖です。地形図を見ると東側の等高線は西側に比較してかなり詰まっていて、なるほど。宿泊した部屋の窓からもこの景色が見えました。

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ティータイムは、しらびそ小屋の名物の一つ、コケモモジャムがのったレアチーズケーキです!(700円)

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小屋の入り口に「リスたちがお待ちしています」と書かれていましたが、実際にリスさんが登場! これも小屋の名物ですね。ニホンリスです。

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同じ切り株の上に今度はホシガラスが飛来。高山に生息する野鳥です。クチバシでくわえているのはピーナッツかな?

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しらびそ小屋の夕食は18時から。大きめのお皿に魚のフライを中心に煮物などたくさん盛り付けられています。くわえて山菜の天ぷらの盛り合わせが付きます。さらに、写真にはありませんが先付と濃厚なにごり酒も出されました。豪華です!

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翌朝の朝食です。ごはんと味噌汁に煮物や漬物など、和朝食が基本です。小屋の名物「厚切りトースト」を含む洋食タイプを選ぶことが出来ますが事前予約した宿泊者のみになっています。なお、手間がかかるためか7時からの朝食に限られていました。あまりにも人気沸騰してオーダーする人が多くなりすぎてしまったための対策ルールでしょうか。

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なお「しらびそ小屋」付近での注意点として携帯電話の電波状況がよくありません(2019年6月現在)。中山峠まで登れば電波は再び良好になりますが。


二日目、天狗岳へ

中山峠経由で天狗岳登頂を目指して出発です。はじめのうちはなだらかな林道。

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峠に近づくにつれて徐々に傾斜が増していきます。

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中山峠です。「みどり池・稲子」は今歩いてきた道、「黒百合平」は黒百合ヒュッテを経由して唐沢温泉へ下る道、天狗岳へは「夏沢峠・天狗岳」の方向に進みます。

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稜線に出ると視界がひらけ、目指す天狗岳ピークが見えてきました。

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出発して2時間半。東天狗岳への最後の急峻な登りです。

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登ってきた方角(北)を振り返れば、蓼科山の向こう、はるかかなたの雲の上に北アルプスの稜線が見えています。槍穂高、立山剣、鹿島槍から白馬三山まで。アップ写真は後ほど。

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まもなく東天狗です。

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東天狗岳の山頂でハイポーズ。標高2,640mのピークからの視界は360度!

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小休止ののち、もう一つのピーク、西天狗岳までピストン登山します。かなた後方に見える山は、左が中央アルプス、右が乗鞍岳(御嶽山は西天狗に隠れて見えません。)

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東天狗岳からは20分ほどで西天狗岳山頂に到着。標高2,646m。山頂はなだらかです。ん? ワンちゃんも登頂!

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西天狗から眺めた東天狗の山頂。左の岩峰は天狗の鼻。

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山頂からの景観を存分に楽しんだあと下山です。

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帰路は途中で黒百合ヒュッテに立ち寄ります。中山峠の近くにあり、下山路からは黒い屋根が見えています。

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黒百合ヒュッテです。喫茶で昼食休憩をたっぷりとったのち、しらびそ小屋経由で出発地の稲子湯温泉に戻りました。ヒュッテから稲子湯まで2時間強でした。

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稜線から見える山々 - 山座同定

山座同定とは> 山の上から展望し、彼方に見える山々、あれは何岳かな、と思案することがあると思います。眺める位置、山の形、距離、地形図、方角などのさまざまな情報をもとに山の名前を特定する作業を山座同定とよびます。

南を眺めます。八ヶ岳の主峰「赤岳」が見え、その右に遠く南アルプスのスカイライン。

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南アルプスをズームして撮影。北岳、甲斐駒ケ岳、そしてほとんど雲に覆われた仙丈ヶ岳。

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雲に覆われる前に撮影した仙丈ヶ岳です。

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最も遠い中央アルプスも明瞭に撮影できました。木曽駒や宝剣岳も確認できます。

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中央アルプスの右には御嶽山の勇姿。

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その右には乗鞍岳。

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さらに北アルプス南部の峰々が続きます。穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳などがくっきり。

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北西の方角です。立山から剣岳、爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳。

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