「木曽駒ケ岳 吹雪の登山記」

2018年10月14日 撮影
KISO-KOMAGATAKE in Central Japan Alps - Oct.14, 2018
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木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)、中央アルプスの最高峰、標高2,956m。千畳敷までロープウェイで登れるため楽に登頂できる。日本百名山のひとつ。


行程

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日程 2018年10月14日
登頂メンバー Hide, △, △, △
 15:00 駒ヶ根高原の宿に到着、前泊
 06:10 タクシーにて「しらび平」着(1,662m)
 07:00 ロープウェイにて「千畳敷」着(2,612m)
 08:00 「宝剣山荘」着 休憩
 10:00 「中岳」着(2,925m)
 11:00 「木曽駒ケ岳」着(2,956m)
 11:50 「宝剣山荘」着 休憩
 12:05 下山
 12:30 「千畳敷」着、散策
 13:00 ロープウェイにて下山


写真集

中央アルプスの主峰であり最高峰の「木曽駒ケ岳」を秋山登山しましたのでレポートします。標高2,600mまでロープウェイで登り、そこから山頂までを往復、コースタイムは約3時間半であり、危険なところもありませんし、3,000m級の木曽駒頂上からは北アルプスから南アルプスまでの展望を楽しめる手軽かつ本格的な山を経験できるところです。(ヒデ君レポートです)

早朝の登頂を目指し前日は麓の駒ヶ根高原に宿を取りました。高原の夜は冷えます。すでに暖炉の火が灯されていました。

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夕食前に付近を散策。大沼湖です。千畳敷を遠望でき、駒ヶ根の素晴らしい景観が満喫できます。これまで幾度となく歩いた思い出の散策路です。

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千畳敷を望遠で撮影。右のピークは伊那前岳(2,883m)です。宝剣岳はガスに覆わっれて見えません。上空に湧き上がる雲が気になります。明日晴れてくれるといいのですが天気予報によると天気は下り坂とのこと。

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早朝、予約しておいたタクシーで出発、ロープウェイ乗り場のある「しらび平」に向かいます。菅の台バスセンターからのバス利用が一般的ですが、バス始発前、あるいは人数がまとまるとタクシーの利用が便利。

写真はしらび平に到着したところ。ここでロープウェイに乗り継ぎます。観光シーズンの週末だと2時間待ちはザラですが、今日は朝一番のロープウェイ、並んでいる人はいません。建物の前になつかしい先代のロープウェイが展示されていました。

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ロープウェイで千畳敷駅に到着です。残念ながらガスの中。

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千畳敷をスタート、登山の開始です。八丁坂を登り、まず稜線の「乗越浄土」を目指します。ガスに覆われていますので視界はほとんどありません。ひたすら登るのみ。このコースはこれまで何度も歩いていて慣れた道、危険なところはありません。願わくば霧が晴れて千畳敷カールの絶景を見せてほしい。

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下に千畳敷カールの絶景が見えているはずなのですが、、、

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もし晴れていれば、、(以前の撮影)

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「乗越浄土」まで登り、宝剣山荘を経由して木曽駒ケ岳を目指します。稜線上のルートは高低差がほとんどないため、木曽中岳のピークもいつの間にか通過してしてしまいそう。ずっとガスの中を歩き、また雪と強風の悪天候のため途中はまったく撮影できませんでした。

宝剣山荘と木曽駒ケ岳の中間にある木曽中岳の頂上に到着。標高2.925m。白く見えるものはもちろん雪です。降り始めた雪なあっという間に積もってしまいました。10月の気候だと、積もって溶けて、を繰り返します。これが積もったままの状態になる11月は「冬山」になりますので、厳冬期の登山装備が必要になります。

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吹雪のためゆっくり進み木曽駒ケ岳山頂(2,956m)まで1時間を要しました。頂上は広くなだらかです。晴れていれば360度の頂上展望が望めるのですが。

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ガスがあって頂上の視界が悪いとき、山頂の目印はこの鳥居。

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吹雪の中かなり気温が低いため早々に乗越浄土の宝剣山荘に戻りました。小休止して下山します。

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千畳敷まで下山しました。直射日光があれば紅葉が綺麗なのですが、、。

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時間があったので千畳敷カールを散策。左上に見える建物は千畳敷ホテルです。ガスのあるところとないところに境目がはっきりしています。標高2,600mより上がガス(雲)の中にあることが分かりますね。

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以前の木曽駒登山記はこちら。絶景写真あります。


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