「転法輪寺の大仏」2012年4月21日 撮影
TENPORINJI Temple, Kyoto - April 21, 2012 | |
|
転法輪寺（てんぽうりんじ）、通称「関通さん」。浄土宗知恩院派、山号は獅子吼（ししく）山。宝暦８年（1758年）、僧関通（かんつう）が北野下ノ森に創建。現在地には、昭和４年に移転した。本尊は阿弥陀如来座像で、高さ２丈４尺の巨大なもの、新中和門院で桜町天皇のために造られたものと伝えられている。本堂厨子内に安置する阿弥陀如来立像は、高さ２尺５寸で室町時代の作、裸のままであることが、全国的に珍しい。 |
転法輪寺は2度目の訪問です。こちらは観光寺院ではありませんので静かな境内です。隣接する仁和寺の大混雑がうそのよう。もとは北野にあった寺院、昭和4年位こちらへ移転してきましたので建物は新しく建てられたものです。そのあたりの経緯は前回の訪問記をご覧ください。満開の枝垂れ桜が見えますが個人のお宅のもの。
今回は、近くまで来ましたので、ぜひもう一度大仏さまをお参りしたく、お寺の方に拝観をお願いしたところ、来客中であったにもかかわらず心よく本堂に入れていただけました。
本堂です。
本堂正面です。
本堂の全体像です。中央に大仏さま（本尊阿弥陀如来坐像）が祀られています。なお、写真撮影は奥様にお願いして許可を頂いたものです。このすばらしい木造大仏を多くの方に見ていただきたく、ここでご紹介します。
大きいでしょう？ 像高７.2ｍあります。1758年作です。圧倒されますね。前に座るだけでご利益があるように感じられます。
こうごうしいですね。
大仏さまを再び仰ぎ拝むことができ、たいへん幸せな気持ちになってお寺をあとにしました。なお、転法輪寺は観光寺院ではありません。いわゆる非公開寺院、檀家様のためのお寺ですのでお参りを希望する場合は必ず事前に電話でお願いしてからがよろしいかと思います。
|
|
