「琵琶湖疏水記念館」

2011年6月4日撮影
BIWAKO SOSUI MUSEUM, Kyoto - June 4, 2011

琵琶湖疏水記念館（びわこそすいきねんかん）
京都市が琵琶湖疎水竣工100周年を記念して、疎水の意義を一人でも多くの方に伝え。先人の偉業を顕彰するとともに、将来に向かって発展する京都の活力の源となることを願って、市民の協力のもと、平成元年に開館した施設です。（パンフレットから引用）
　・京都市左京区南禅寺草川町17　
　・TEL 075-752-2530
　・京都市バス「法勝寺町」下車徒歩4分
　・入館無料 9:00-16:30 月曜休館
　・駐車場なし

通りがかりでしたが、疎水記念館を見学しました。

動物園の南を流れる琵琶湖疎水を南禅寺方向に歩いて行くと水路が広くなります。ここが琵琶湖疏水記念館。右側のベージュの建物がそれです。

無鄰庵川から入場するには、いったんインクラインに降りていきます。

インクラインの真ん中で餌をついばむハトさん。

インクラインの沿ってごうごうと流れる疎水の水。

これと同じものが夷川ダムのほとりにもありましたね。「なんだろう？」と思いつつ眺めていましたが、「第一琵琶湖疎水、第四トンネル南口洞門の笠石」とあります。奇妙な形状。どのような形で設置されていたのでしょうか？

琵琶湖疏水記念館の内部は撮影禁止でした。地階、一階、二階の三層にわたって、1885年に着工し1890年に疎水が完成するまでの歴史と様々な資料が展示されています。見所は、工事にあたって作成された緻密な測量図と、巨大なジオラマ復元模型。
建物前の自動販売機で売られているのは、おいしい京都の水道水「疎水物語」。五年間保存が可能な災害用備蓄飲料水だそうです。

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