「白川疏水 北部 - 御蔭通から今出川通まで」

2017年11月20日 撮影
Shirakawa Sosui Canal Promenade - November 20, 2017
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琵琶湖疏水は、琵琶湖の水を京都に引くための作られた水路です。大津からトンネルで山科へ、蹴上で発電所を経由し、水は南北に分かれて流れていきます。北は哲学の道(白川)から鴨川をまたいで堀川まで、南は伏見を経由して宇治川まで、それぞれ長い水路を形成しています。川沿いは遊歩道として、京都市民・観光客の憩いの場となっています。桜が多く植えられ、春は桜の名所。

白川の疎水は南禅寺境内にある水路閣を起点に北上、哲学の道、銀閣寺を経て今出川通を渡り、更に北西に向かって高野川を超え、最後は賀茂川に至る、延長約7kmの水路です。両側に遊歩道が作られ散歩道として多くの市民に利用されています。

白川疎水の北側半分、御蔭通から今出川通まで間の遊歩道をご紹介します。地図のA地点は御蔭通、B地点は今出川通、哲学の道そして銀閣寺への入り口です。

今日のスタートポイントは疎水道に面したフレンチレストラン「リーボン」の前からです。(この店は我が家行きつけ、おすすめですよ。)

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御影通りの信号交差点を渡り、疎水に沿って南に伸びる遊歩道を進みます。季節柄、赤や黄色に染まった落ち葉が歩道を埋めています。今出川通まで静かなミニ散歩のスタートです。

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右手に広がるグラウンドは京都大学のキャンパスの北端です。トレーニング中の運動部の皆さんを眺めながら歩を進めます。遠くに見える山は愛宕山。

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静かな散歩道です。

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紅葉もちらほら。

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南北に流れる疎水ですが、水の流れは標高の高い北に向かって流れています。所々でサイホンの原理を使って水を汲み上げているのです。

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5分ほど歩いたところで左の脇道を眺めると塔が見えます。「京都大学人文科学研究所」の建物です。

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さらに進むと「志賀越道」にぶつかります。疎水が途切れているようにみえるのですが、、、道路を渡って階段を上がると、、、

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ここは疎水が道路の下をくぐっているようですね。

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さらに住宅地と疎水に挟まれた遊歩道を進みます。

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まもなく今出川通の往来が見えてきました。ここから銀閣寺入り口にある「哲学の道」入り口まで、疎水は今出川通と並行して流れます。

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白川通と今出川通の交わるところ、信号を渡ります。正面には「大文字」。

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特徴ある建物、そばとうどんの「鎰富弘 」(かぎとみひろ) の横を通ります。

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向こうに疎水を横切る道路が見えます。ここは面白いことに水路も立体交差しているのです。道路に沿って左から右に流れるのは比叡山から流れてくる「白川」です。疎水と白川、どちらが上でどちらが下を流れるのか、ご自身の目でご確認下さい(笑)。

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疎水道の右手に「白沙村荘」が見えてきました。ここには画家・橋本関雪が暮らした邸宅と庭園があり国の名勝に指定されています。時間に余裕のある方は見学してみて下さい。素晴らしい庭園です。

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今回ご紹介するルートの終点、「哲学の道」の入口(地図のB地点)に到着です。ゆっくり歩いて20分ほどの道のりでしょうか。道端の植樹は桜が多いので、早春の散歩をおすすめします。

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