「伏見街道・東福寺から伏見稲荷まで」

FUSHIMI-KAIDO, from Tofukuji to Fushimi Inari
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伏見街道(伏見街道)は、五条大橋から鴨川東岸を南下して伏見の京町通までの街道。伏見と京をつなぐ物資輸送及び観光の道として栄えた。別名、本町通。

豊臣秀吉が開き、江戸時代は物資運搬路としてさかえた伏見街道。京阪「鳥羽街道駅」から「伏見稲荷」までを歩きましたので沿道をご紹介します。このあたりの沿道には昔ながらのお店も多く、楽しく散策できるのでおすすめです。(撮影 2018年5月、2019年3月)

京阪「鳥羽街道駅」付近からスタートです。伏見に向かって通りの左側に虫籠窓のある京町家があります。旧家ですね。今は商売はされてないようです。

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その隣は「すずや本町店」、西川布団などを扱う布団のお店です。

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さらに隣は「ガンバリヤ洋品店」。ふとん店も洋品店も昔ながらの小さなお店。地元で愛されているのでしょう。店舗はさらに「お食事処 おかじゅう」、「奥田歯科」、「TACヒマラヤでんき店」と続きます。伏見街道にはこんな店がズラッと伏見稲荷まで続いています。

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街道を南に向かって眺めています。街道右側の赤い鳥居は田中神社、白い車が出てこようとしているところを右に進むと十条通。

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神社の手前には立派な和風建築、表札には「大江能楽会」と書いてありました。大江能楽堂は京都市役所の近くにありますが、こちらはその運営母体です。

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神社をすぎると十条通交差点です。西に向かってここから十条通がスタートします。JR奈良線と京阪のふたつの踏切が連続します。そして右に京阪「鳥羽街道駅」があります。東福寺南門や光明寺に向かう場合はここで下車が便利です。

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十条通を渡るとすぐ右手に「鳥羽街道郵便局」。このあたりから「久野病院」の大きな建物がしばらく続きます。

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道路左に「和ん茶んす京都」という変わった名前の和食レストラン、茶粥が有名らしいですが定休日でした。その向こうにはケーキ店「ケーキハウス ノエル」があります。

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さらに100mほど先には小さなお寺「金龍山 極楽寺」、平安初期に藤原基経が創建した極楽寺にルーツがあるとのことです。

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ここで来た方向を振り返りました、極楽寺の左隣は花屋さんです。通りは北向きに一方通行です。

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再び南に向かって進みます。左はお食事処「土佐っ子」、右は「京都久野病院」。

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続いて左にカフェ「Berry's Kitchen Studio」、焼き菓子や和スイーツが楽しめます。

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そのとなりに「Cafe Petite Chien」カフェプチシアン。ランチは喫茶の定番的なメニューが揃い、夜はダイニングバーに変身します。

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このあたりから伏見稲荷の門前町を構成する老舗の店が増えてきます。カフェの道路向かいに伏見人形の老舗店「丹嘉」(たんか)。伏見といえば愛嬌のある土人形「伏見人形」が有名ですね。こちらは創業寛延年間(1750年ごろ)という窯元です。

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さらに下ります。

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時代を感じさせるレンガ作りの洋館。

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北に向かって眺めます。この付近、道路の両側に信用金庫。

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道路の右側の茶舗です。「大谷茶園」

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そのとなりは「いもやさん」?? 「小西いも店」です。サツマイモを材料とした芋菓子を提供します。大学いもが人気ナンバーワンだそうです。その他、蒸しイモ、カリントウ、焼きいもなどを販売しています。

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その隣は七味唐がらし本舗の「おくむら」。京土産といえば七味唐辛子ですね。創業80年、オリジナルの七味唐がらしを製造販売しています。

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観光客が群がっている店が道路向かいにありました。

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覗いてみると、床から天井までコップや茶碗、雑貨がビッシリ、荒物屋の「橋本商店」です。陶器だけでなくホウキやタワシまで「大型量販店では売ってないもの」を売っています。愛想のいいおばちゃんに声をかけられ使いやすそうな湯呑を購入しました。

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さらに進みます。右に「おかき まつい堂」、あられやかき餅を製造販売するお店ですが、残念ながら店じまいしたあとでした。名物は「山椒あられ」。

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その先に見慣れた店名を発見、「ふたば」です。

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お店の方に伺うと、あの超人気「出町のふたば」からのれん分けしたお店だそうです。だから製造するお菓子はほぼ同じ。一番人気はやはり「豆大福」。

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ご紹介するルートのゴール、伏見稲荷の参道入口に到着しました。街道沿いの紹介しきれなかった店は多数ですので、次に歩いたとき撮影して追記していきたいと思います。

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