「東福寺の本堂・特別公開」

2010年3月14日 撮影
TOFUKUJI TEMPLE, Kyoto - March 14, 2010
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東福寺(とうふくじ)、臨済宗東福寺派、京都五山のひとつ。本尊は釈迦如来。924年、藤原忠平によって建立された藤原氏の氏寺、法性寺(ほっしょうじ)が前身。1236年、九条道家は、この地に5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する大寺院を建立し奈良の東大寺と興福寺から一文字づつ取って名付けた。
 ・京都市東山区本町15丁目778
 ・TEL 075-561-0087
 ・JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車徒歩10分
 ・駐車場 東福寺駐車場を利用、無料

涅槃会の合わせて本堂(仏殿)が公開されましたので、早速参拝してきました。いつもは格子の隙間から暗い堂内をのぞき込むだけですが、今日は思う存分内部を眺めることが出来ます。1934年再建されました。昭和の木造建築物の中で最大の建物です。

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東福寺はたいへんおうようです。拝観料は取りません。また内部の写真撮影もまったく自由です。

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泉涌寺、真如堂と同時に公開された涅槃図ですが、撮影できたのはここだけ。明兆の作です。

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また天井の龍の図は堂本印象氏の作です。

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明兆の涅槃図にはネコが描かれていることで有名です。(真如堂の涅槃図も明兆作です。ネコが描かれていました。)左下の白い像(祭壇で半分隠れています)の右足の下にネコは描かれています。

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拡大すると法螺、ニャンコが!

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創建当初の仏殿には巨大な五丈(15m)の釈迦如来像が安置されていましたが、1881年の火災で焼けてしまい、唯一残ったのがこの左手です。高さ220cm、幅93cmあります。

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須弥壇の裏手に回ると、お坊さんがお勤めの時に履くものでしょうか。赤い靴がたくさん置かれていました。

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涅槃会の間は甘酒の接待があります。本堂東側で。

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