三條小鍛冶の「鍛冶神社」

2018年5月22日 撮影
KAJI Shrine, Kyoto JAPAN - May 22, 2018
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鍛冶神社(かじじんじゃ)、粟田神社の境内末社、祭神は三條小鍛冶宗近。三條小鍛冶宗近は平安後期の刀工、一条天皇より刀を打つよう命を受けた三条小鍛冶宗近は、合槌を打ってくれる相棒がいなかった。稲荷明神に祈願したあと若者が現れ、相槌を務めた結果、立派な刀が完成した。若者の正体は狐であり、完成した刀は「子狐丸」と呼ばれた。三条小鍛冶の住居跡に建てられたのが鍛治神社。
 ・京都市東山区粟田口鍛治町1
 ・アクセス> 地下鉄「東山駅」下車東へ徒歩5分
 ・境内自由
 ・駐車場 あり

平安時代に数々の名刀を残した刀鍛冶「三条小鍛冶宗近」にゆかりの神社をご紹介します。とはいっても独立した神社ではなく、東山の粟田神社の参道入り口にひっそりと佇む小さな神社です。写真は粟田神社の二ノ鳥居ですが、くぐって左手が駐車場になっていて、その脇に鍛冶神社があります。

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鍛冶神社の入り口には朱塗られた明神式の鳥居が建てられています。

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鳥居から社殿までの参道は3mほどしかない小さな小さな神社です。

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社殿の右手にはこの石碑がありますが、こちらは明治天皇の句碑。「真心をこめて錬ひしたちこそは乱れぬくにのまもりなりけれ」と彫られています。

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なお三条小鍛冶の作品としてもっとも有名なのは、祇園祭の長刀鉾のてっぺんにある「なぎなた」ですね。ところで三条小鍛冶の合槌を努めたキツネhは、三条通をはさんで道路反対側に「合槌稲荷」として祀られています。

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現在の三条通です。現在は大通りですが江戸時代までは東海道の街道みち、さらにその前は鍛冶屋や陶芸窯の多く集まるところだったそうです。

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