ZauCatsファミリーによる風景写真集です。旅先で出会ったハッとする絶景を写真におさめました。「古寺、花、巨木、壮大な風景、庭園」 見て感動した物はすべて絶景。美しく盛りつけられた料理もあったりします。特に京都はあらゆる寺社を写真に納めたいと思っています。



himekuri-title.gif
更新日誌バックナンバー 2009年9月


●2009.09/28  浜名湖アート・クラフトフェアに行きました

今年で3回目を迎える「浜名湖アート・クラフトフェア」は、以前に「浜名湖花博」が行われた浜名湖ガーデンパークで26日、27日の2日間行われました。

全国から311名の作家が集まり、真心込めて制作した作品を展示販売しています。

もちろん、ネコ探しに行って来ました!

上の写真は「招き猫工房KOM(コム)」小室幸雄さんの作品。愛知県瀬戸市の出身、名古屋の伏見地下街で「ふくふく舎(や)」というお店を開いていらっしゃいます。作品はネコが中心。今回購入したネコちゃんは、上を見上げる一輪挿しネコです。

下の写真は「菊石窯」水野英道さんの作品。右の大きい方は昨年の五条坂陶器市でみぃさんが購入したもの。左の小さい方が今回購入したもの、香立てです。水野さんは岐阜県土岐市出身の伝統工芸師です。もちろん作品の中心は美濃古染付によるお皿や茶わんですが、ネコをモチーフにした作品も少し。すぐに写真右の大きなネコちゃんと同じ作者だと分かり、小さいものを購入しました。

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/27  京都、法住寺と身代わり不動

法住寺は現在、三十三間堂の東側、養源院の南側の小さな寺院ですが、かつて一帯すべて法住寺でした。後白河法皇ゆかりのお寺です。新熊野神社も新日吉神社も法住寺境内の一画に勧請された神社です。

現在は「身代わり不動」「赤穂・四十七士木像」「親鸞聖人作の阿弥陀像」「親鸞聖人そば喰いの像」が拝観の対象になっています。

木曽義仲が法住寺を襲ったとき、明雲大僧正が後白河法皇の身代わりになって敵の矢に倒れた。これはお不動様が明雲となって、身代わりになった、ということで、以来この不動明王は「身代わりさん」と呼ばれるようになったそうです。

右上の写真は山門に刻まれたお寺の紋章です。皇室ゆかりであることが伺えます。

写真右下の新しい建物が身代わり不動さんを祀る不動堂です。近年建てられたもの。お不動さんを拝むためには拝観料が必要です。

・[403] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「東山区」ページに「法住寺」をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/26  「鳥善 The Oriental Terrace」を再訪しました

佐鳴湖畔のしにせ料亭、今はフュージョン料理の「鳥善 The Oriental Terrace」を再訪しました。

1年ぶりの訪問ですが玄関とインテリアがリニューアルされていて、和風から「オリエンタル」風に変わっていました。

入口は南方系の木々が生い茂っていて、また建物内部はアジアンテイストに統一されています。

今回、新しくオープンした「ガーデンテラス」という部屋に通されました。この場所での食事は初めてです。今回も料理長、前川智裕さんによる創作料理を楽しみました。

お料理はコース料理の「9種のパレット」(写真下はメイン)です。

テーブルからも、また食後にテラスに出てからも佐鳴湖の眺めは抜群で、料理、雰囲気ともに堪能できました。

・グルメ絶景ページに「鳥善 The Oriental Terrace」その2をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/23  京都の花街、宮川町にある「ごはんや・蜃気楼」

京都の花街は、華やかな祇園に対して距離的にも近い宮川町は静かなたたずまいです。

お茶屋さんは庶民とって少し敷居の高い存在ですが、宮川町に、お茶屋さんを改造した和食のレストランがあるのを見つけて、さっそく訪問しました。名前は「ごはんや蜃気楼」

松原通から宮川筋を少し下がったところ。入口も店内も意外とカジュアルにまとめられていました。店員さんも気さくです。

予約してあった2階のお座敷に通されました。お願いしたのは¥4,000の創作料理コースです。舞妓さんはいませんが^_^;雰囲気は味わえました。

・[401] 京都miniグルメページに「ごはんや 蜃気楼」をアップ


東山七条、京女の入口にあるイタリアンレストラン「イル・パッパラルド」もアップしました。

・[402] 京都miniグルメページに「イタリアン、イル・パッパラルド」をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/20  京都麩屋町錦小路上ルのフレンチ「o-mo-ya錦小路店」

京町家のフレンチレストラン「o-mo-ya錦小路店」は錦市場から麩屋町を50mほど上がったところにあります。(写真下)

セカンドハウスの経営ですが、フレンチo-mo-yaは東洞院蛸薬師上ルにもあと1店舗。それから同志社大学寒梅館にあるカフェとレストランもセカンドハウスの経営ですね。

古い町屋を改装したレストランで、内部は和洋折衷のインテリヤ。私たちが通された部屋は「蔵」を改造した部屋でした。(写真右)

京都では古い建物もこのように再利用されますので、景観も保全され、かつ、それを利用する人たちにも愛されています。利便性は少しくらい悪くても、固有文化を守り愛していく風土はいいですね。

お料理は「秋の期間限定 特別ディナー」をお願いしました。飲み物込みで予算はひとり¥5,000くらいでした。

写真右下は食事の最初に出されるアミューズ「パプリカのムースとホタテ」です。

photo1.jpg

これまでお店の評価は「あーおいしかった!」の一通りでしたが、今回から、味、サービス、雰囲気などいくつかの項目ごとに星の数で評価表を作成してみました。今までに訪問したお店も順次星取り表を追加していきたいと思います。

・[400] 京都miniグルメページに「フレンチ o-mo-ya錦小路店」をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/15  京都錦小路のジーマミーちゃん(左)+フラッフィーちゃんの近況も届きました(右)

錦小路に近いところで夕食ををとったあと、久しぶりにジーマミーちゃんに会いに出かけたところ、いました! いました! 今日もいました。夜は必ずここにじっと座っています。呼んでみましたが、まだ近づいてきてくれません。
「私たちは決して危害を加えないから、もっとこっちにおいで、ジーマミーちゃん!」

photo1.jpg

フラッフィーちゃんから近況写真が届きました。

カメラのレンズを向けたところ、カメラ目線で近寄ってきたんだそうです。

・ジジとクーのページに「フラッフィーちゃんからのお便り」をアップ

photo1.jpg

●2009.09/13  浜松三ヶ日、カフェ「蔵茶房なつめ」

東名三ヶ日インターから三ヶ日市内に向かう途中、高台に立つお洒落なカフェ。

統一された店舗デザイン、凝った調度品、本物のコーヒーと厳選された食材、そして行き届いたサービス。これで美味しくないはずはありません。

先月訪問のフレンチレストランに感銘し、今回は茶房の訪問です。

1階の酒類販売の店舗横から2階のカフェに上がっていきます。

「飲み物+300円」のサンドウィッチセットをお願いしました。パンは自家製です。コーヒー豆は自家焙煎。一杯一杯サイフォンでいれてもらえます。

この後スイーツも戴きました。炭のシフォンケーキと酒米のロールケーキ!

今回もオーナーからいろいろこだわりのお話を伺いました。

・グルメ絶景かな! ページにカフェ「蔵茶房なつめ」をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/10  京都、法性寺(ほっしょうじ)その2

平安時代は現在の東福寺全体を飲み込むほどの広い寺域を誇った法性寺ですが、今は小さな小さなお寺。東福寺駅を出て伏見街道を少し下り、交番の少し先にあります。門をくぐって2〜3mで本堂の玄関です。参道も前庭もない小さなお寺です。

洛陽三十三所観音霊場のひとつですので、御朱印をいただくためチャイムを押しました。出てこられたのはご住職さんのあんじゅさんです。

御朱印を戴いたあと、「観音様を拝観させていただけませんか?」と尋ねたところ「あいにく公開していません。玄関でお詣り下さい。」との返事。残念だなぁ、、と家族で話していたところ、「せっかく遠方からいらっしゃったので、通常は公開していませんが少しだけでしたらお詣りしていかれてよろしいですよ。」とおっしゃってくださいました。

室内は暗くて本尊の千手観音菩薩は輪郭だけしか分かりませんでしたが、ありがたくお詣りさせていただきました。

その手前に巨大な薬師如来像と不動明王像がでーんと構えていてビックリ。貴重なお詣りをさせていただきました。

(帰宅後、調べたところ、千手観音菩薩は国宝であることが分かってさらにビックリ!)

・[399] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「東山区」ページに「法性寺」をアップ
photo1.jpg

●2009.09/07  京都、法住寺(ほうじゅうじ)と法性寺(ほっしょうじ)

法住寺と法性寺、といわれてもぴんと来ないかもしれませんが、平安時代の地図を見ると、

京都国立博物館から三十三間堂にかけてが「法住寺」。間に大きな池を挟んで、東福寺の塔頭を福も境内一帯が「法性寺」でした。現在はすたれていますが、平安時代はいずれも大寺でした。

今回、この2寺を訪問し、時代の移り変わりを感じてきました。

「法住寺」は現在、養源院の南側の小さな寺ですが、もとは後白河法皇の御所、のち御墓所となりました。法住寺という寺名はその後途絶えましたが、昭和30年に復活しました(上の写真)。

一方、法性寺(ほっしょうじ)は924年創建の藤原家の氏寺。当時は広大な寺域を誇ったが応仁の乱後は衰退しました(下の写真)。

ここは洛陽三十三所観音のひとつ。通常は拝観できませんが、庵主さんのご厚意により短時間ですが拝観させていただきました。ただ、内部は暗くて御本尊の観音様はその輪郭しか見えませんでしたが^_^;

帰宅後、確認したところ拝観させていただいたのは国宝だと分かりビックリ!

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/02  京都通称寺「ねこ寺」・称念寺のみいこちゃん

称念寺(しょうねんじ)、通称「ねこ寺」と呼ばれています。寺之内の住宅地の中にある小さな寺院です。

1606年、開基嶽誉上人が松平信吉公の帰依を受け建立。三代目住職の時、寺領も途絶え貧しい生活となりましが、飼っていた可愛い猫を手放すことはありませんでした。

ある日托鉢から帰ってくると、美しい姫が優美な衣装を身にまとって舞っていたが、その影が猫だったため愛猫の化身だと気づき、腹を立てて猫を追い出してしまいました。

数日後、愛猫が夢枕に立ち「明日やってくる武士をもてなせば寺は復興する」と告げました。翌朝、寺を訪れたのは松平家の武士でした。以後松平家と復縁した寺は以前にも増して栄えたそうです。

以来、称念寺はねこ寺と呼ばれるようになりました。

庵主さんに無理なお願いして、こちらの飼い猫(なんと18歳)みいこちゃんに対面させていただきました。

かわいそうに、持病が悪化し自ら歩けないんだそうです。とてもかわいい猫ちゃんでした。

・[398] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「上京区」ページに「称念寺・ねこ寺」をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg

●2009.09/01  京都、大蓮寺「走り坊さん」

大蓮寺を再訪しました。実は「義士の寺」を探していて、お寺の方にご存じないかお伺いしたのです。

本堂前庭は蓮で覆われています。お寺の名前にも「蓮」の寺が入ってますからね、納得。花はいくつか、まだ咲いていました。

御朱印を戴き、本堂の扉を開けていただき参拝して、逆方向を振り返りました。足下に大きな丸い石が見えます。直径は1m以上あるでしょうか。なんだろう? ご住職さんにこの石のいわれをお伺いしました。

左京区岡崎南御所町の「権太呂」という鍋とうどん屋さんの庭から出てきた法勝寺の礎石でした。かなり大きい! 権太呂さんは大蓮寺の檀家さんであったため、この礎石が庭で見つかったとき譲り受けたとか。法勝寺は白河天皇が1077年に建立した六勝寺のひとつです。高さ約80メートルの八角九重塔は京都で最も高い建造物。もちろん今はもうありませんが。

この蓮の花はめずらしいですね。八重です。重すぎるのか、下向きに咲いていますので、持ち上げて写真を撮りました。花の種類は「錦蘂蓮」でしょうか。

大蓮寺は秋季非公開文化財特別公開されます。祇園社から持って来られた本地仏の重文薬師如来は初めてのご開帳だそうです。10月30日から。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」ページに「大蓮寺」をアップ

photo1.jpg
photo1.jpg