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京都のモニュメント
八坂神社の「忠盛灯籠」

八坂神社拝殿の東側に建つ灯籠は「忠盛灯籠」と呼ばれている。永久年間の頃(12世紀)、白河法皇が祇園女御のもとに赴こうとしてこのあたりを通りがかった時、折しも五月雨の降る夜で前方に鬼のようなものが見えた。法皇は供の平忠盛に討ち取るよう命じたが、忠盛はその正体を見定めた上、とこれを生け捕りにしたところ、油壺と松明を持ち、灯籠に燈明をともそうとしていた祇園の社僧であった。被っていた蓑が光を受けて銀の針のように見えたのであった。この灯籠はその時のものといわれている。


大晦日の八坂神社訪問です。

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大晦日のため境内は多くの出店が並んでいました。忠盛灯籠の前にも出店が立っていて、その後ろに隠れるかたちで忠盛灯籠がありました。うっかり見過ごすところ。

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鎌倉時代の作。八坂神社では最も古い灯籠だそうです。

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